信用取引現在高（グラフ）

[tetsuさん]

 

東京証券取引所が18日に発表した14日申込時点の信用取引の買い残高（東京・大阪・名古屋３市場、制度信用と一般信用の合計）は、５週ぶりに増加した。買い残高は前の週（８月７日申し込み時点）に比べ76億円増の１兆4179億円だった。
　この週（10―14日）の日経平均株価は185円上昇し、週末には１万597円の年初来高値を付けた。相場上昇で個人投資家の投資余力が高まり買い残が増加した。「（環境関連など）一部の材料株へ買いが集中した」（東海東京証券の鈴木誠一マーケットアナリスト）との指摘があった。
　ただ高値警戒感から相場が今後調整するとにらんだ売りも増え、信用売り残高は18億円増の9737億円と２週ぶりに増加に転じた。(日経ＮＥＴより)

　個別ではヤマタネ（9305）が買い残、売り残ともに増加したほか、リチウムイオン電池関連の戸田工（4100）や2009年４～９月期の連結純利益予想を上方修正した井関農（6310）、新型インフルエンザ関連株のダイワボＨＤ（3107）の買い残が増加した。