18日の東京株式市場で日経平均株価は反発。大引けは前日比16円35銭(0.16%)高い1万284円96銭だった。前日の米株安や上海総合指数の続落を受けて、一時は1万200円を下回った。ただ、後場中ごろから外国為替市場で円相場が一時1ドル=95円近辺に反落し、朝方に売られた主力の輸出株の一部に買い戻しが優勢になった。前日に300円超下落したことから、値ごろ感のある情報通信や保険、不動産など内需関連株の一部が買われ相場を下支えした。上海総合指数などアジアの主要な株価指数が取引終了にかけて持ち直したことも、下値不安の後退につながった。東証株価指数(TOPIX)も小幅ながら反発した。