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中国の1週間の動き
中国の1週間の動き 2009年08月16日
週の動き:
上海・深センB株市場は2週続落。月、火には自律反発。水、木、金にかけ急落。金融政策の微調整と株式・不動産バブル抑制策打ち出しへの懸念を嫌気。弱い経済指標も投資家心理を冷え込ませた。国家統計局の11日公表で、7月のCPIは前年同月比1.8%下落。PPIは同8.2%下落し。固定資産投資も減速し、工業増加値(売上高総利益)は市場予想を下回った。7月の新規融資額は3559億元にとどまり、市場予想4000億元を大幅に下回った。B株市場はほぼ全面安、ここ2週間の調整幅が大きかったほか、上海総合指数は3000ポイント台で2度も下げ止まったことから、来週は本土株式市場が上昇に転じるか?
週の騰落率:上海B株は8.16ポイント(3.87%)安、深センB株は同23.66ポイント(4.41%)安。
日本の企業は中国が向こう3年の鉄道建設への投資額は毎年7000億元超となることから関連企業が大幅高。7月の電力使用量は6%増、1―7月の新造船建造量は78%増、1―7月の工業増加値(売上総利益)は前年同期比7.5%増で、工業企業の回復傾向は明らかである。むしろ、株式・不動産バブル抑制策のうわさが先行し下げたが、出来高が増えていることからも上海株の来週の反発は間違いないようだ。(Y)
[市況]詳報=中国B株大引け 今月安値更新
2009/08/14 18:26:28
14日の上海・深センB株市場は大幅に下落し、今月安値を更新した。前場は一時プラス圏に浮上する場面もあったものの、後場には下落一途をたどり、大引けにかけ一段安、ほぼ本日の最安値で取引を終えた。上海B株指数と深センB株指数の下落幅はそれぞれ3.09%と3.00%。幅広い銘柄が下落、出来高は拡大した。
14日の大引け 終値 高値 安値 騰落幅 騰落率(%)
上海総合指数 3046.97 3146.00 3039.30 8722;93.59 8722;2.98
上海B株指数 202.72 210.08 202.36 8722;6.47 8722;3.09
深センB株指数 513.52 531.67 512.52 8722;15.89 8722;3.00
FTSE/Xinhua中国B35指数 7207.41 7444.34 7193.72 8722;196.26 8722;2.65
各指数の1日の売買代金は、上海総合指数が1508.32億元、上海B株指数は4.69億米ドル、深センB株指数は4.39億HKドル。
情報面では、好材料と悪材料が入り交じった。証券監督管理委員会(証監会)はファンドの長期投資を奨励する旨の新たなファンド評価方法を導入した。同措置は株式市場の安定に有益とアナリストはみる。市場の資金が潤沢にもかかわらず、中国人民銀行(中央銀行)は、公開市場操作により270億元を注入した。緩和的な金融政策継続を示唆する。工業情報化部の李毅中部長は、1―7月の工業増加値(売上総利益)は前年同期比7.5%増で、工業企業の回復傾向は明らかであると述べた。また、下半期には産業構造の調整を強化し、10大産業の統合再編案を打ち出す計画だと述べた。
一方、上海証券報によれば、保険資金はこのところ、株価指数連動型上場投資信託(ETF)を売却し、小売株、医薬株などディフェンシブセクターを買い入れている。
興業証券の宋淮松アナリストは本日のA株市場について、実質的な悪材料がなく、逆に好材料が多くあり、海外株も引き続き上昇する中、再びの急落なんてわけわからないとコメント。恐らく金融引き締め懸念と目先の値動きに対する悲観的な見方が下落要因だろうが、売られすぎ感があるという。ほぼすべてのセクターと銘柄が下落したものの、証券株、石炭・石油株、ファンドの保有比率の高いセクターは比較的堅調だった。上海総合指数が二日連続に3000ポイント台で下げ止まったことから、本日の下落は機関投資家による押し目拾い作戦だった可能性がある。
B株市場も大幅に下げた。前場はやや底堅い展開を見せたが、後場に主力株主導で下落幅を拡大した。
本土株式市場は8月5日に調整局面を迎えて以来、現在までにすでに大幅に下げており、加えて上海総合指数が二日連続に3000ポイント台で下げ止まり、証券、不動産、金属、石炭・石油など主力株も下げ止まり兆候を増していることから、来週は上昇が期待される。
B株市場で取引された105銘柄のうち、値上がり2銘柄、値下がり103銘柄。
上海B株市場:
取引された51銘柄のうち、値上がり1銘柄、値下がり50銘柄。
深センB株市場:
取引された54銘柄のうち、値上がり1銘柄、値下がり53銘柄。
A株市場で急落したAB株重複上場銘柄が相場の下げをリード。
週の動き:
上海・深センB株市場は2週続落した。月、火には自律反発狙いの買いを受け小幅反発したが、水、木、金にかけ急落し、安値更新を継続した。
金融政策の微調整と株式・不動産バブル抑制策打ち出しへの懸念を嫌気し、利益確定売りや見切り売りが膨らんだ。弱い経済指標も投資家心理を冷え込ませた。国家統計局の11日公表で、7月のCPI(消費者物価指数)は前年同月比1.8%下落し、下落率は6月より0.1ポイント拡大。PPI(工業品工場出荷価格)は同8.2%下落し、下落幅は6月より0.4ポイント拡大した。固定資産投資も減速し、工業増加値(売上高総利益)は市場予想を下回った。7月の新規融資額は3559億元にとどまり、市場予想4000億元を大幅に下回った。
一方、情報面では悪材料がなかった。逆に、温家宝総理および中国人民銀行(中央銀行)、財政部、国家発展改革委員会(発改委)など3部門がマクロ政策の継続性確保を改めて明言したことや、複数顧客向け専戸理財業務(特定の顧客に対して資産管理サービスを提供する)規則公布、新規ファンド発行の半月間ぶり再開、新規QFII(適格海外機関投資家)の認可など好材料が多かった。
B株市場はほぼ全面安、値上がり銘柄数は5銘柄にとどまった。 ここ2週間の調整幅が大きかったほか、上海総合指数は3000ポイント台で2度も下げ止まったことから、来週は本土株式市場が上昇に転じると予想される。
週の騰落率:
上海B株は8.16ポイント(3.87%)安、深センB株は同23.66ポイント(4.41%)安。
XFJ SMR/LM
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