外国人投資家の日本株買いが7月に入り
本格的になってきました。
http://saig.livedoor.biz/archives/1516057.html
過去01~08年度の外国人投資家の売買金額は
01年 2兆3209億円
02年 7598億円
03年 8兆2134億円
04年 7兆6522億円
05年 10兆3218億円
06年 5兆5288億円
07年 5兆4234億円
08年 -3兆7085億円
という実績になっております。
08年度はリーマンショックによりマイナス3兆円
を超える大きな売り越しです。
しかしそれ以外の年度はプラスとなっており
日経平均が5000円も上昇した05年度は
10兆円を超える買い越しとなりました。
次に09年度、外国人投資家の月次売買動向ですが
09年1月 -8303億円
09年2月 -8239億円
09年3月 -8835億円
09年4月 4100億円
09年5月 3740億円
09年6月 45億円
09年7月 1兆0101億円
という流れになっており、日経平均が26年ぶりの
最安値を付けた3月までは売り越し。
しかし3月以降は買い越しに転じ、7月は
1兆円を超える大きな買い越しとなりました。
4月からの買越額は2兆円を超えましたが
年間での売買金額を出してみるとなんとまだ
7391億円もの売り越しとなっています。
今後どうなるかはわかりませんが、もし今年が
02年度の相場で終わるとしても、あと1兆5000億円
もの外国人投資家の買いが。
01年度相場の金額で見てもあと5か月で3兆円
以上もの投資マネーが入ってくる計算になります。
もし、06,07年度の5兆円くらいのペースで買って
くれればどうなるのでしょうか?
期待するだけでもワクワクです!
相場は生き物ですから、過去の金額はあくまで
参考でしかありません。
しかし、過去の外国人投資家の売買動向をチェックしてみると日経平均チャートと似ている感じを受けますし、
過去8年で売り越した年は1度だけです。
この数値は好材料なのは間違いありませんので
個人投資家は自信を持って保有していきましょう。