【散りぬべき 時知りてこそ 世の中の
人は人なれ 花は花なれ】
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今の横綱の立ち振る舞いが何かと批判されてるが、
昔の大横綱、千代の富士も勝負が決まった後、
力士を土俵に叩き付けた事があった。
それでも桟敷席からは、
「横綱があそこまでしたのは寺尾が悪い」と。。。
体力も十分にあり、気力もまだあった、
だからこそ、悔しく、男泣きしながら引退した。
それでもそれが横綱であるための美学だった。
小兵が土俵の上で間違った事をしたのなら、
土俵の上で示すのが横綱の責任であり、
土俵を降りてからその責を問うのは横綱の仕事ではない。
横綱は悔し涙を流して引退し、
小兵は達成感を感じながら引退すべきである、
それが横綱の責任。
小兵自身が意味も見出せずに引退したのに、
その上で胡座をかいて、自分の土俵入りを待ってるのは、
滑稽であるとしか表現のしようがない、
担ぎ出されただけの横綱であれば、
散り際の美学など、何の意味もなさないのだろうか。
既に勝敗のついている土俵に塩を撒くのなら、
もったいないから、
唾を吐いて下さい、
どうせ意味をなさない土俵ですから。
安倍さんへ。