NY市場概況、続落 既存店売上高減で消費低迷意識

kuma_kuroiwaさん
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 6日の米国株式市場は続落。ダウ工業株30種平均は前日比24ドル71セント安の9256ドル26セント、ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は 19.89ポイント安の1973.16で終えた。小売り各社が発表した7月の既存店売上高が減少したことから、個人消費の低迷が改めて意識され売り優勢となった。 調査会社トムソン・ロイターがまとめた主要小売り大手の7月の既存店売上高は前年同月比5.1%減と、市場予想よりも減少幅が大きかった。会員制卸売大手のコストコ・ホールセールやディスカウントストア大手ターゲットが発表した既存店売上高は市場予想以上に減少。個人消費の回復には時間がかかるとの見方につながった。最近の米株相場の上昇基調を受け、高値警戒感から利益確定目的の売りも出た。
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