4日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸。前日比33ドル63セント高の9320ドル19セントと昨年11月4日以来の高値で終えた。ナスダック総合株価指数は続伸し、同2.70ポイント高の2011.31と昨年10月1日以来の高値で終えた。景気回復への期待の高まりを背景とした買いがやや優勢となった。 6月の仮契約住宅販売指数が前月比3.6%上昇し、上昇幅は市場予想を上回った。前週発表の6月の新築住宅販売件数などに続き、住宅市場の底入れを示したと受け止められた。住宅関連株が堅調となり、景気期待から銀行株の一角などに買いが入った。長期的な利益見通しを発表した建設機械大手キャタピラーが急伸したこともダウ平均を押し上げた。