はるるっぴさんのブログ
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買戻し相場の威力
私は、今年何回か安易な楽観論が出てくると思っていた。
日記にも書いた記憶だけある。
長期投資家のわたしでも、
3月からの大踏み上げ相場の威力には驚いている。
3月に野村證券さんの若手と話をしたとき
日経平均は、目先「6,100円~6,400円」が
買いゾーンだと聞いていた。
「7,000円割れの水準から
少しずつ買ってもよいのではないですか~」
と言っていた。
ファンダメンタルズから見れば、目先妥当な水準だった。
わたしの考えと同じだった。
実態経済は、それから、現在は、もっと悪化している。
株価には、先見性があるが、
会社員で近い将来給与がアップすると
期待している人は少ないと思う。
しかし、蜂の一刺しでも有名になった与謝野大臣が
50兆円日本株を買うと言った瞬間、
日本株で連戦連勝に酔っていた
(^。^)y-.。o○
「空売り筋」(売り方)がひるんだ~
(・o・)!
当然、ビックリして買い戻したので
日本株は実態経済から見れば、
上昇する理由もないのに上昇していった。
現在も続いている。
株価が上昇しているので
専門家は、専門家なので、
もっともらしい理由を見つけてこないといけない。
「思ったより悪くなかった~ 反転している指標もある。」
(一時的なものなのに…)
「前月比より悪化ペースが鈍化した~」
(普通は、前年比と比べる)
「日本株が外国人から再評価されている~」
(外国人の主流派は、
売ったり買ったりしながら売っているけど…)
3月、日経平均7,000円どころで、
売り玉もたくさん入っていたので
世界の知恵と実力(お金)を持っている力のある外国資本が
下に1,000円さらに売り崩すよりも、
上に3,000円くらい踏み上げたほうが
儲かると判断したかもしれない。
他の世界の株式市場も似たようなもの
中国本土株は、過剰流動性によるバブルでしょう。
…
理由は、それだけだったりする。
いくら中央銀行が多量に資金を供給しても
法人も個人もお金を借りないので
お金の行き場がない。
その結果、準備預金の残高が膨らんだままになっている。
過剰流動性で起きた問題を過剰流動性で解決できない。
(・.・;)
デリバティブが複雑骨折しているのに、
簡単に治る訳ないでしょう…
複雑骨折すると、
手術して長いリハビリをしないといけないのに
医者(政策当局)は、
強い痛み止めの薬や注射をバンバン打っている。
これでは、治りません。
薬には、副作用もある。
(>_<)
近い将来、答えがわかるでしょう。
経済にうといと言われている
NHKさまの経済討論会で専門家が騒ぎ出すころには、
投資家にとっては、手遅れになるでしょう。
少なくとも、
長期投資家は、投資に慎重になるべきだと思う。
「個人的な考え」なので、そうではないと思う投資家は
積極的な投資をされるとよいでしょう。
ある証券マンが言っていた。
「今は、突っ込み買いのチャンスです!」
どこに突っ込むのかなぁ~
(・・?
投資は自己責任です。
おしまいです。
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