赤字予想の東芝 6502ですが、業績とは全く関係なく株価は上昇が続いております。
http://saig.livedoor.biz/archives/1505594.html
先日発表した第1四半期決算では、営業損益は375億円の赤字。
会社計画では600億円の赤字ですが、なぜかマッコーリーでは
投資判断を「アンダーパフォーム」から「アウトパフォーム」まで一気に2段階格上げ、目標株価は540円に。
日興シティでも「3H」から「2H」に格上げへとなりました。
今日の終値はさすがに反落し419円となりましたが、それでも
株価と業績との関連性は全く不明です。
チャートをチェックしてみましたが、この株価上昇は業績よりも出来高の上昇から来る一時的なものだと感じています。
このグラフで見る限り、底値付近から株価と共に出来高が
急増しています。
しかし冷静になって四季報の業績予想を見てみると、
10.3月期の利益予想はマイナス1400億、11.3月期でも
利益ゼロという予想になっています。
それと同時にコメント欄では無配もありうることを示唆しており個人投資家が気長に保有して値上がりを待とうという状態ではありません。
会社の知名度は素晴らしく、原発事業では世界トップレベル
なのは事実ですが、買い向かうにはまだ時期尚早かと。