先ほど発表された6月の鉱工業生産は以下の通りでした
季節調整済前月比 原指数前年同期比
生産 +2.4 -23.4
出荷 +3.5 -22.6
在庫 -1.0 -10.2
生産の前月比はコンセンサスであった2.4%を上回りました。前年同月比も事前予想-23.5%より小幅の減少幅でした。
注目点は、生産の増加率2.4%を、出荷の3.5%が上回ったこと。増産分が売れているということです。
したがって、在庫が1.0%減少しました。前月は0.7%の減少にとどまっていました。
したがって、生産の増加ペースを上回る出荷の伸びとなり、その結果在庫が抑制されていますから、良い数字と判断できます。
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