izmさんのブログ

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映画「ベンジャミン・バトン」


久々に、満足度の高い映画に出会いました。(そう思えたのは、「ミリオンダラー・ベイビー」以来だと思います)3時間近いこの映画ですが、“3時間近い”長さが必要と、そして時間の長さもまた、演出と思えました。いまだに、何が良かったのか、思うように言葉が出てこないのですが、今までの自分の人生に感謝したくなる、そんな気持ちです。そして、これからも周囲の人を大切にして生きて、ベンジャミンのように、幸せな人生の終わり方をしたい・・・と。これ以上は内容に関わるので言いません。(悲しい、幸せ、と終わり方には評価が分かれているようですが・・・)なお、ブラッドピットはすばらしかったです。若きベンジャミンは(おそらく、若きブラッドピットの登場を期待させるだけに・・・)ストーリーと合い間って、非常に感慨深いです。この点は、ストーリーや演出、ということだけなく、CGの力。これまでスターウォーズのために存在していたかのような「CG」が“ああ、このような映画を撮るために・・・”と技術の進歩に感謝しました。7回、カミナリに撃たれた男のエピソードなどは、スパイスとして効いてきます。これは、単なる笑い、ではなく、人生への感謝、という点で、3時間の映画の中で出会うたびに、ベンジャミンも、そして私も、思いを強くしていくのを感じます。このような細かい演出、無駄の無い複線、デヴィッド・フィンチャー監督の手腕に脱帽します。本当に、この作品は久々に、琴線に触れました。漠然とした感想ですが、おススメです。こちらもチェック ↓ CenterLineCafe一行感想、追いつけ追い越せ
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