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ヒラリー北朝鮮を挑発「北、駄々子のようだ」
●【北朝鮮】ヒラリー「北、駄々子のようだ」
インドを訪問中のヒラリー・クリントン米国務長官が、北朝鮮を刺激する発言
をし、その背景と真意が注目されている。
クリントン長官は20日、米ABC放送とのインタビューで、北朝鮮の相次ぐ挑発
行為について、「あたかも関心を引いてみようとする子供や、身勝手な10代の行
動のようだ」とし、「私たちが観察してきたことによれば、彼らは引続き注目を
引くための行動をしている」と話した。
北朝鮮の態度が変化しない場合、米国が先に手を差し出さないという点も明確
にした。
クリントン長官のこの日の発言は何より、22日に開幕するアセアン地域安保フォー
ラム(ARF)を念頭に置いたと分析される。
クリントン長官はオバマ米政府スタート以後、初めて開催されるARFに出席、
アセアン(東南アジア諸国連合) 10カ国はもちろん、韓国と中国、日本、ロシア
など6者会談参加国外交首長らと北朝鮮問題を調整する計画だ。
東南アジア地域はオバマ政府が対北朝鮮金融制裁と、北朝鮮禁輸物品封鎖政策
を効果的に履行する過程で、関連国らの協力を得なければならない拠点地域だ。
クリントン長官はARF出席に先立ち、北朝鮮政権の変化の必要性を強調し、関
連国らの一致した見解を誘導するために、以前より刺激的な表現を動員して、対
北朝鮮批判に出たと見られる。
クリントン長官の発言は前日、キャンベル国務省東アジア太平洋次官補が韓国
で明らかにした「対北朝鮮包括的パッケージ方案」とも連結している。
クリントン長官が北朝鮮の挑発を「世間知らずらが駄々をこねる行為」と述べ
た裏面には、北朝鮮が長距離ミサイル試験発射と2次核実験で“身代金”をつり
上げようとする可能性を事前に遮断しようとする意図が介在しているという分析
だ。
フィリップ・クローリー国務省公報担当次官補もこの日、ブリーフィングで
「北朝鮮が(6者会談)交渉に戻っても、そのような措置(会談復帰)に対して補償
しない」と話した。
だが北朝鮮を“駄々をこねる子供”と比喩したクリントン長官の発言は、対話
テーブルに引き出さなければならない交渉相手国の北朝鮮を刺激する表現という
点で、外交的に適切でないという批判も出てくる。
彼は国務長官就任直後の3月初め、韓国などアジア歴訪に出た際にも、北朝鮮
の後継ぎ構図問題を挑発背景として取り上げ論じて、北朝鮮の強い反発をかった
ことがある。
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