空売りの残高。すぱっと損切りするほどでもなく、東芝もアレなんだけど、でもこんだけ陰線連発だと、まだ売り方も強そうなんだよねー。というわけでまだ持ってますけど。ちなみに日経平均も連騰は連騰なんだけど、チャート見ると陰線連発でかつ25日線が近づいてきて、こりゃむしろ新規売りしたいぐらい。かといって含み損なのも事実なので、新規売りは我慢して、今の持ち玉だけ持っておきます。さて株の本の話。ちょっと高い本なんだけど、読み応えがあった。なんといっても、よくあるチャート本や投資法の本だと、ブレイクアウトやMACDやRSIの逆張りなど、いろんな手法やサインを紹介しておしまい、ってパターンが多いのだが、この本は、その辺りの知識はもう持ってるもの、という前提で、「市場が開く前のギャップ狙いセットアッププレー（＝前日終値との窓明けがあったときの窓埋め狙い）」「開いてからの順張りプレー（＝3回陽線（又は陰線）ローソク足が連続したときのトレンドフォロー）」「場中のスクイーズプレー（＝ボリンジャーが狭くなって上下に動いたときの初動狙い）」「スウィング用のプレー」などなど、手法の組み合わせと適用時期を解説している。つまり、ただ手法を並べるのでなく、いつどのように使ったら良いかを詳述しているのだ。また、大事な大事な資金管理（このへんもリスクに応じた期待値の関係がわかってる前提の説明）や、生活管理（！食べ物や、文句を言わない妻が必要！とまで書いてある）や、そもそもずっとトレードを続けるための目標の持ち方、などなど満載、類書に無い内容で、まさに「フルタイムトレーダー完全マニュアル」って感じの実践派の内容だった。アメリカダウ先物などの内容が多いが、考え方や手法の組み合わせは間違いなく日本でも役に立つ、と思う。で、役に立つのだが・・・。実際ここまで精緻にやらないと、トレードで食えるまでにはならないのかあ、とも思った。さすがにプロは違うな～。ちょっと気後れするほど。と同時に、わしなんかブレイクアウトの順張りしかやらないわけで、しかもチャートも適当、今年はまあこれでもなんとか同じことばっかやってたのと損切りしてるからなんとか増えてるかもしれんが、このままじゃヤバいなあと思った。まあこと金やゲームについては我ながら凝り性なので、心配しなくても研究しつづけるだろうけどね。一種の病気ですから。
