３連休を控え積極的な売買は控えられる。

[UMC取締役 岡部さん]

金曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、新規失業保険申請件数が市場予想を下回ったことが好感され上昇したことから、買いが先行して寄り付いた。その後、来週から本格化する企業業績発表を控えていることや衆議院の解散を控え政局の先行き不透明感が拡大し、積極的な買いが続かず小幅高でもみ合った。
後場に入ると、アジア各国の株式市場が堅調に推移していることから買いが入る場面も見られたが、３連休を控え積極的な売買は控えられ様子見ムードが拡大し、日経平均は9400円付近で推移した。
業種別TOPIXでは、不動産、証券、保険が上昇した一方、ゴム製品、電気機器、鉄鋼が下げた。個別では、東光電気、サイバーエージェント、ピジョンが高い。半面、ＮＥＣ、ケネディクス、プロミスが下げた。

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