16日の米国株式相場でダウ工業株30種平均は4日続伸。前日比95ドル61セント高の8711ドル82セントと、6月12日以来の高値で終えた。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は7日続伸。22.13ポイント高の1885.03で終え、昨年10月3日以来の高値を付けた。企業業績や景気の底入れ期待などを背景に買いが優勢になった。 米銀大手JPモルガン・チェースが発表した4-6月期決算は7四半期ぶりに増益となった。1株利益も市場予想を上回り、市場全体の買い安心感につながったという。同日の取引終了後に発表するIBMやグーグルなどが予想以上の決算を発表するとの思惑も買いを誘った。