るきるきさんのブログ

最新一覧へ

« 前へ85件目 / 全302件次へ »
ブログ

日々投資090714

カテゴリー分け。というか索引
→銘柄ウオッチ http://lukiphel.blog61.fc2.com/


恩師に不幸があったりして、なんか久々に更新していますが、昨日はよく売られて今日は良く上げました、などいうと終わってしまうのですが、まあ実際はこんなところだと思います。つまるところ、全体的には下方トレンドの途中にあると考えてはいるのですが、状況としてはリバウンド局面であり、これがどこまで継続するのかはなかなか読めません。普通に考えればSQ値くらいまでの戻りはあってもおかしくはないと思いますが、何せ今日の寄りから差っ引きますと上値余地は140円くらいしかありませんし、下値と言っても9000円はある程度は堅いと思われますので株価は実に中途半端な位置にあると考えることが出来ます。

個人的には昨日、全ポジションを解消して今日は打診的な売りに入ったのですが、しばらく下値を探るというよりも小動きになるのではないでしょうか。ただ、相場自体は盛り上がっていませんので、投機筋の売り買いの仕掛けによって大きく動いてしまいます。地合は必ずしも良くはなく、よほどでなければ好材料も上値は抑えられる反面、悪材料には過剰に反応することが予想されますので注意は必要であると思います。9000円は強いというコメントがちらほら出ていますが、個人的には材料次第では呆気なく破られてしまう程度の強さだと思ってます。そういう意味では、売られすぎ銘柄のリバウンドと割高かつ取り組みの悪い銘柄の売りを基本戦略にするというあたりが妥当なのではないでしょうか。

金融不安が再燃している感がありますが、飽くまでも個人的な見解ですが、GSなどの、こう言っては何ですが、好き勝手できる金融機関は別として、概ね状態は良くないと見ています。今週はJPモルガン、シティ、バンカメあたりの決算があるわけで、ここで顕在化する可能性は低いのでしょうが、中長期的な展望で見ればまだまだ懸念はあるような気がします。また、都議会選での自民党の大敗により、衆院選の日時が決定しましたが、選挙の結果が出る8月後半までは些か長い「政治的空白」は横たわっているわけです。これも懸念要因ではあるでしょう。だいたい政治的空白というのは狙われやすいものです。

ポストに「幸福実現党」なるチラシが入っていたのですが、随分後になって、「要するに某宗教団体の政党かあ」と気づいたのですが(笑)、知らず読んでいる間、一点、非常に的確にこの国の問題と解決策を指摘しているので感心してしまいました。

「3億人に向けての人口増大策をとり、国全体のGDPを押し上げる」

という件ですが、「極論すれば」ですが、この政策と、この政策を達成するための周辺の法整備・行政整備を行えるのであれば、他は棚上げでも良いわけです(防衛は別ですが)。これを中心に据えると、今やっている無駄な歳出はやってる場合じゃない、ということになるのです。日本は一本の線がないから、日和見というか総花的な政策しか打てない。

確実に痛みを伴う政策ですが、いずれにせよ、どうせこれから傷みを伴うのですから、未来に繋がる傷みの方が良いに決まっています。なんでこういう意見が現政治家から出てこないのか。取りあえずは民主党(変われないとは思いますが、変われるなら自民党でも良いですが。というか民主党が勝って、良い具合に政界再編が起きるのがベターでしょうが)がどれだけ官僚主導体制を打破して、権益構造をぶった切って、政策転換をできるのか注目したいと思います。
コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。