木下 晃伸さんのブログ

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GSの驚異的な株価推移からヒントを得る

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【ニュースの深層】GSの驚異的な株価推移からヒントを得る
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■いつもメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。


経済アナリスト、木下晃伸です。



■6月中旬から株価は下落基調となり、7月に入りより厳しい状況となっています。


株価が下落して気分が良くなる人は少ないでしょう。私自身も株価の動向には一喜一憂してしまいます。


ただ、一喜一憂しているだけではいけない。


株式投資に関わっていると、必ず自分の考えと株価が異なる動きとなることがあります。


そのとき、自分の仮説が間違っているのか、タイムラグが生じているだけなのか、冷静に突き詰めて行かなければならないと考えています。



■そのための分析は、机に座っていてもなかなか出来ません。


だからこそ、私は机を離れ、最近では米国を直接訪問し、現場を見ることで分析を深めるという方法をとっています。


では、今回の米国出張を踏まえて感じたことと言えば、米国金融業界の強さを肌で感じたことが挙げられます。


たしかに、100年に一度の危機を経験したわけですが、米国の金融機関はすでに危機から脱しようとしている姿が浮かんできます。


それは株価にも現れている。例えば、世界最強のゴールドマン・サックスはどうでしょうか。


世界的に株価が下落している局面において、株価は高値を維持しているのです。


※Goldman Sachs Group, Inc. (Public, NYSE:GS)

http://www.google.com/finance?q=gs



■3月中旬から、私は信用回復局面を迎え、株式市場は新展開を迎えたと考えています。


そのとき先行指標として注目すべきは「優良金融機関」。


優良金融機関であるゴールドマンの株価がしっかりしている、ということは、株式市場に対して決して悲観的になる必要はない、ということだと私は考えています。


(文責:木下晃伸 きのしたてるのぶ)
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