器量と辞令

goldfingerさん
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あれは頭が良い、よく出来る。

けれども人を容れない。

人を用いる量がない。

深みがないなどといわれる人がいます。

度量、器量ということが良く考えられなければならないわけです。

応対とは、いろいろな問題に応じてきびきびと

処理してゆくことであり、

辞令とは事に対して自分の考えを的確に表現してゆくことです。

この応対辞令は大変大事でありますが、

俄か仕立てではどうにもなりません。

結局平素の修行に俟つほかはないのであります。
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