昨日まで日経平均株価は7日連続安。この7日間
での下げ幅は667円となり、6月12日に付けた
終値ベースでの高値1万0135円からの下げ幅は
844円となります。
こうした状況ですと、「一体どこで下げ止まるの
か?」、この点が最も気になるところかと思います。
そこで、本日はテクニカル面から見た下値メド、す
なわち下値サポート水準を以下に記載させて頂きま
す。
昨日(7月9日)の日経平均株価の終値
9291円
75日移動平均線
9251円
3分の1押しの水準
9108円
心理的節目
9000円
【黄金分割】で計算した水準
8959円
200日移動平均線
8883円
一目均衡表(日足)雲の下限
8844円
ちなみに、3月10日の安値7054円から6月
12日の高値1万0135円までの上げ幅3081
円の3分の1押しの水準が上記の9108円であり
その上げ幅を【黄金分割比率】(38.2%)で計
算した下値メドが8959円となります。
こうして見ますと、9000円を中心に上下20
0円前後に主要な節目が集中していることが分かり
ます。従いまして、下値メドとしましては、ピンポ
イントで見るよりも、9000円を中心としたゾー
ンを「下値サポートゾーン」として意識するのが現
実的です。
尚、注目の騰落レシオですが、昨日は96%と過
熱感が随分と薄らいできています。