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☆今日の相場概況☆
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昨晩のNY市場は、大幅下落。
引き続き、先週発表の雇用統計の悪化を
引きずる形で下げ幅を広げました。
商品市況の下落もこれを後押しし、
これから始まる決算発表の本格化を控えて、
買いも手控えられる状態となりました。
これを受けての、日本市場ですが、もちろん、
大幅に下落して9530円寄り付きとなります。
寄り付き後は、買戻しも入り、若干値を戻しますが、
9550円までが精一杯。再度値を崩しにいき、
9500円をあっさり割り込み、9450円安値をつけます。
寄り付き前の機械受注が市場予想を下回ったことも、
売り材料となりました。
前引け前には、少し戻しますが、それでも9470円と
本日の安値圏で前場の取引を終えました。
後場寄りは、若干下げて、9460円での寄り付き、
その後は、アジア株安も嫌気されて、一段と下げ幅を拡大し、
9410円安値をつけます。
13:00を過ぎてからはいつものように、一進一退の状況が続き、
14:30頃に9450円まで買い戻されますが、続かず。
引け際には再度売られて、9410円と本日の安値で引けました。
買い意欲の無い一日、
そしてこの位置でもほとんど入らなかったショートカバー、
いままでの流れと変わってきていますね。
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★個別銘柄の動向★
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個別銘柄は、主力銘柄中心に軒並み売られる展開となりました。
トヨタ、ホンダ、ニッサンなどの自動車株、
ソニー、キャノン、パナソニック、日立、三菱電機、などの電機、
鉄鋼、非鉄の下げも酷く、新日鉄、住金、JEF HD、住友金属鉱山、
大平洋金属、冶金工など大きく売られています。
銀行株もメガバンクのみずほ、三菱UFJ、三井住友FGを筆頭に、
地方銀までしっかりと売られています。
少々元気があったのが、ここまで売り込まれてきた、商社株と海運株で、
三井物産がリチウムの大量調達報道から前場はプラス圏で推移、
後場は売りに押されましたが、変わらずで引けています。
丸紅も若干プラスとなり、海運株は、原油安や売り込まれすぎから、
下げ渋りました。
その他目だったところでは、この状態の中、プロフィットラボラトリー買い推奨の
J-POWERが一時+90円まで値を上げ、引けは+70円としっかりの展開。
イマージュが、8月中間期の黒字予想から、ストップ高比例配分。
原油安から、石油関連株が軒並み冴えない展開となり、
国際帝石、石油資源、新日石、コスモ石油、新日鉱、AOC、
伊藤忠、住友商事、三菱商事などがあいかわらず売られています。
まだまだ、太陽光関連も買われるようで、三晃金属、東京製網などが
買われています。
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♪♪明日以降の考え方♪♪
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あっさりと、9500円を割り込んできました。
ここからですが、9500-9000レンジへの移行なのか、
再度、9500-10000レンジへ戻れるのか、というところですが、
まずは、行く方についていくという形。
戻ったとしても、下落トレンドへの転換と考えて、
戻りを売っていくスタンスになります。
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