ユーロ圏のデフレリスクは後退

[アジアさん]

ユーロ圏のデフレリスクは後退＝ルクセンブルク中銀総裁
09/07/07 07:53


　［ルクセンブルク　６日　ロイター］　欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのメルシュ・ルクセンブルク中央銀行総裁は６日、ユーロ圏の持続的な物価下落のリスクは後退したとの認識を示した。 　総裁は金融危機の影響に関するコンファレンスで「現時点で、デフレのリスクが高まったとは考えていない。むしろその逆だと思う」と語った。 　「物価動向は２０１０年に再び強いプラスの傾向を示すだろう」とし、現在のマイナスのインフレ率は昨年の大幅上昇の反面にすぎないとの見方を示した。 　ユーロ圏経済については、２０１０年半ばまでにプラス成長を回復する見込みだとした上で、成長率は小幅にとどまると指摘した。