UMC取締役 岡部さんのブログ

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材料に乏しく大幅続落。

月曜日の東京マーケットは、先週末のNY株式市場が休場だったことから、材料に乏しく積極的に買う動きは見られず、売り先行でスタートした後も終始軟調な値動きとなり、続落となりました。業種別では、海運、鉱業、石油・石炭銘柄が売られた他、東証1部上場銘柄のうち値下がりが66%と世界経済の先行き不透明感が拡大したが、材料の出た中低位株の一角は大きく買われています。前回のコラムで、「失業率の拡大や消費の落ち込みなどの懸念があることから、調整相場がもう少し続くと予想しており今後も10000円付近での相場になると想定しています。」と記載した通り、本日は続落したもののこの2週間も10000円付近での相場となっています。経済指標などから景気底打ちが近いとの見方が拡大していますが、失業率が拡大し個人消費などへの影響が懸念されるなど、今後の経済の動向を見極めたいと積極的な買いは控えられると考えており、今後も10000円付近での取引が続くと想定しています。
東京証券取引所が発表した投資主体別売買動向は6月第4週の個人投資家が売り越しとなった他、外国人投資家も2週連続売り越しとなっています。景気底打ちが近いとの見方が拡大していますが、失業率の拡大や政局の先行き懸念などから、今後も個別銘柄重視の戦略が良いと考えています。リーマンショックから続く世界的経済減速懸念は完全に払拭されていないことから、今後も海外マーケットの下落可能性といった不透明要因を見極めながら、全体が下がっても逆行高するような短期値幅取りができるような銘柄を紹介したいと考えています。
テクニカル指標では、7/6につけた終値7901.64円が25日移動平均線を下回り、再び底値を切り下げる展開も予想されることから、今後は9000円台での株価推移が続くと想定しており、今後も好業績期待銘柄を中心に短期上昇が見込める個別銘柄選定に力を入れたいと考えています。本日は新興市場銘柄の一角、更には個別に好材料が出た銘柄、低位株を中心に個人投資家、証券自己ディーラーと見られる短期資金が流入しています。新興市場は、日経JQ平均が日経平均に反し、反発となりマザーズ指数も好業績銘柄の一部が大幅に上昇しており、ここ数日も紹介銘柄が大きく上昇しています。

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