【北朝鮮】スカッド発射…命中精度上がる

[アジアさん]

●【北朝鮮】北、スカッド発射…命中精度上がる

　最近、相次いだ北ミサイル発射実験について、韓国情報当局が北朝鮮のミサイ
ル正確度が相当水準に達していると判断したとことが分った。

　北朝鮮は5月25日、2回目の核実験を行って以後、全部で17発の短距離ミサイル
発射実験を断行した。

　特に4日に日本海上に発射された短距離地対地ミサイル7発の中で、5発のスカッ
ドミサイルが旗対嶺基地から東北側に400kmを飛んで行き、正確に目標物を打撃
したことが確認され、軍当局を緊張させている。

　軍のある消息筋は5日「北朝鮮がスカッド級ミサイルを発射したのは2006年7月
5日以後3年ぶりだが、当時、弾着地点が半径900m～1kmに達して、最大弱点に挙
げられていた」とし、「だが4日に発射されたスカッドは皆目標物を正確に打撃
して、このような誤差がなかった」と明らかにした。

　彼は「これは北朝鮮のスカッドミサイル技術水準が過去に比べて、はるかにアッ
プグレードされたことを意味すること」とし、「発射兆候をあらかじめ探知でき
ない特性と発射後4～6分で首都圏に到達、迎撃が容易ではないという点を考慮す
ると、より一層脅迫的だ」と分析した。

　現在、北朝鮮は射程距離300kmのスカッド-Bと同500kmのスカッド-Cミサイル、
同1300kmのノドンミサイル、同3000kmの中距離ミサイルを実戦配置して、韓国全
域と日本の国連司令部後方基地まで射程圏に置いている