皆さんは、今日どう過ごされました?
…自分はチャート分析と昼寝ですかね。(苦笑)
今日は、この季節なのに比較的涼しくて有りがたいです。
何せ古い二階家なんで、夏場は地獄なんですよね。
…今は実家に間借りしているようなもんなんで、余程暑くならないとエアコンが入れ辛くて。
さて、今週は図書館より2冊ほど借りて読んでました。
ゲイツとバフェット 新しい資本主義を語る
編者:マイケル・キンズレー
訳者:和泉裕子+山田美明
出版社:株式会社徳間書店
2009年出版
ビル・ゲイツとウォーレン・バフェットの対談も有りますし、ビル・ゲイツのダヴォスでのスピーチ(世界経済フォーラムでの奴)も載っているんですけど、実際のメインはそれに対して、世界中の識者の本音での討論なんですよね。
ですんで、ゲイツ分やバフェット分を期待しすぎると裏切られるかな。(特にバフェット分は極僅か)
なお基本的にゲイツが提唱している創造的資本主義は企業や政府、NPOが協力して資本主義の歪みを正して、もっと貧しい人の生活(グローバル経済での発展途上の国)を改善できないか考えよう、努力しよう(そして実行しよう)と言う事だと自分は取りました。
フラット化する世界 下
著者:トーマス・フリードマン
訳者:伏見威蕃
出版社:日本経済新聞出版社
2006年発行
やっと下の方も借りれて読みました。
フラット化する世界=グローバル化されていく世界な訳ですが、そこにおいて氏の独特の見方が書かれてますね。
例えばグローバルを押し留めるものは、それを見ながらも手に入れられない人の怒りや絶望、もしくはそれが周りに広がる事で自分の基盤が壊される人(特に氏はイスラム圏の宗教や石油産出国の統治者等を上げてます。それに関しての細かい理由はネタバレになりますので本の方を見てもらうと言う事で)等をあげてます。
またご本人曰く、グローバルな世界で個人が生き残る方法は、今の所は、グローバル化によって一番影響を受けているのはミドルクラスの誰が変わりについても良い分野の仕事なので、仕事を得続けたければ他の代替がきかない人間になる事、その為には個性を身につけたり自分の能力を磨き続けていく事等(他にも色々)も上げてますね。
…とにかく、読んでいて色々と考えさせられる本です。
(ただ個人的には書いている人間がアメリカと言う枠内から完全に離れられてない気はしますが…)
他のグローバル経済関係の本と一緒に読むと(例えば上のゲイツとバフェットもそうですが)共に理解が広がって良い本かなぁとは思いました。
…と言う訳で、こんな感じの本を読んでました。
では、皆さん失礼します。
私はチャート分析の続きに戻ると言う事で。