続いては賃金と労働時間です。
賃金に着いては、月間現金給与総額は規模5人以上で331300円と前年比0.4%増加しました。
このうち決まって支給する給与は270511円で0.4%増加、所定内は給与は251068円で0.5%増加し、
所定外は19443円で0.15%減少、特別に支払われた給与は60789円で0.2%増加しました。
しかし、実質賃金は1.2%減となっています。
就業形態別にみた現金給与総額は、一般労働者、パートタイム労働者ともに前年よりも増加しています。
また賃金の引き上げについては、引き上げる企業が74.0%と前年よりも8.8%低下し、
引き下げる企業が3.1%と1.5%増加しました。
また賃金の改定を実施しない企業(うちの会社もここ数年基本的にここ)は17.6%となり
4.3%増加しています。
こう見るとここにも不況の影響があらわれていますね。
平成19年の春闘での賃上げの要求妥結状況については
妥結額は6148円、賃上げ率は1.99%となり、昨年を上回っている。
妥結時期は3月中旬から下旬に集中し、3月下旬までに約9割が妥結している。
(うちの会社は残り1割ってことですね)
また一般労働者の賃金(月額)は10年ぶりに30万円を割り込んで
男女計では299.1千円となっています。
男性は前年を下回り、女性は上回っています。
そして、もっとも賃金が高い年齢層は男性は50歳前半、女性は40歳前半となっています。