金曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、フィラデルフィア連銀景況指数などの経済指標が改善されたことが好感され小幅ながら上昇したことから、買いが先行して寄り付いた。その後、外国為替市場で円相場が円安基調に振れたことから、日経平均の上げ幅は一時110円を超える場面も見られたが、積極的に買い進む材料に乏しく上値では利益確定の売りに押された。
後場に入ると、日経平均は前日終値付近まで上げ幅を縮小したが、アジア各国の株式市場が堅調に推移していることや、景気回復期待から押し目買いが入り、日経平均は大引けにかけて上げ幅を拡大して取引を終えた。
業種別TOPIXでは、鉱業、銀行、保険が上昇した一方、パルプ・紙、水産・農林、建設が下げた。個別では、ラオックス、日本ピストンリング、新生銀行が高い。半面、兼松日産農林、ジーエス・ユアサ コーポレーション、古河電池が下げた。
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