木下 晃伸さんのブログ

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【投資脳のつくり方】次に来るのは、誰もが儲かる局面

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●【本日のニュース】/メリル6月機関投資家調査 景気認識改善
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バンク・オブ・アメリカ証券―メリルリンチが17日発表した6月のメリル機関投資家調査(5~11日実施)によると、今後1年間に世界景気が「改善する」との回答の比率から「悪化する」との回答の比率を差し引いた値は62%と、5月から5ポイント上昇。機関投資家の景気認識が一段と好転したことが分かった。


資産配分では「株式をオーバーウエート(基準とする配分比率を上回る)している」との回答から「アンダーウエート(同下回る)している」との回答を引いた値が9%とプラスに転じたほか、「商品をオーバーウエートしている」との回答から「アンダーウエートしている」との回答を引いた値も19%に上昇。景気回復期待などを背景に、機関投資家が株式や商品への投資を積極化させていることが浮き彫りになった。


(2009/06/18日経速報ニュースより一部抜粋)


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【ニュースの深層】次に来るのは、誰もが儲かる局面
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■いつもメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。


経済アナリスト、木下晃伸です。



■メリルリンチの定例機関投資家調査によると、ここにきて強気姿勢に転じる投資家が多くなってきているようです。


目の前の株価上昇を見て、「置いて行かれる恐怖」と闘うファンドマネジャーは、急ぎ強気に転換しようとする姿勢を見て取れます。


ただし、この調査、「本当に実際の行動」か、と問われれば、少し異なるように思います。


実際、私もこの調査にアンケートを答えていたことがありますが、どちらかと言えば、いまの行動ではなく、これからの行動について答えていました。


世界的に株式市場が方向感なく一進一退の攻防となっています。


しかし、機関投資家の巨額マネーがいずれやってくるとしたら、、、


リスクマネーの動きを考えれば、目先の株価に惑わされることがなくなり、より大きなリターンを狙いにいく姿勢を強く持てるように思います。


(文責:木下晃伸 きのしたてるのぶ)
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