ダヴィンチ系のREITであるDAオフィス投資法人の傘下の会社を、大和証券G本社が買収とのニュース。
ダヴィンチには好材料なのか悪材料なのか?
昨年逝ったモリモトは傘下のREIT手放してすぐにご臨終でしたがダヴィンチはどうでしょう?
PTSでは株価暴騰していましたが・・
大和証券G本社、ダヴィンチ系リートの運用会社を買収へ=関係筋
http://jp.reuters.com/article/domesticFunds/idJPnTK030157620090616
[東京 17日 ロイター] 大和証券グループ本社(8601.T: 株価, ニュース, レポート)が、ダヴィンチホールディングス(4314.OJ: 株価, 企業情報, レポート)から不動産投資信託(リート)大手のDAオフィス投資法人(8976.T: 株価, ニュース, レポート)の運用会社、ダヴィンチ・セレクト(東京都中央区)を買収することで合意したことがわかった。複数の関係筋がロイターに明らかにした。大和はリートの運用会社を取り込むことで、安定的な収益源となる信託報酬を確保するほか、商品供給力の向上を図る狙いがある。両社は17日にも正式発表する。
大和はダヴィンチHDが保有するダヴィンチ・セレクトの株式を100%取得する。また、ダヴィンチ・セレクトの運用するDAオフィス投資法人の投資口を一部取得する見込み。買収総額は明らかになっていない。
DAオフィス投資法人にとっては、大和を運用会社のスポンサー(主要株主)に据えることで信用力の向上が期待できるほか、2009年9月以降控えている投資法人債の借換え資金の確保をスムーズに行う狙いもある。
DAオフィス投資法人は、2005年10月に東京証券取引所の不動産投資信託(リート)市場に上場した新興系リートの大手で、現時点の時価総額は約700億円。運用ポートフォリオには約30の物件が入っており、取得価額は総額2650億円。物件の90%は東京都中央区、千代田区、港区など主要5区に集中している。
大和は中期経営計画で不動産ビジネスの拡充を挙げており、08年夏にはパシフィックホールディングス8902.Tへの資本参加を検討するため優先交渉権を得て具体的に協議を行ったが、合意に至らなかった経緯がある。
世界的な金融市場の混乱を背景にリートの運用会社の主要株主が経営難に直面する例が増えており、主要株主の入れ替えが増えている。
これまでに、クリード・リート・アドバイザーズ(現ジャパン・オフィス・アドバイザーズ)のスポンサーは2008年12月、クリードからいちごアセットトラストになったほか、モリモト系のリート運用会社、モリモト・アセット・マネジメント(当時)の主要株主は同年11月、大和ハウス工業(1925.T: 株価, ニュース, レポート)の傘下に入った。
記事中の企業の関連情報は、各コードをダブルクリックしてご覧ください。
(ロイターニュース 江本 恵美)