15日の東京株式市場で日経平均株価は反落。大引けは前週末比96円15銭(0.95%)安の1万39円67銭だった。前週末に8カ月ぶりに1万円台を回復したことで達成感が広がり、電機や精密など主力株を中心に利益確定目的の売りが優勢になった。前週末の米国市場でナスダック総合株価指数が下落したことから、ハイテク株にも軟調な銘柄が目立った。香港ハンセン指数などアジアの主要な株価指数が総じて軟調だったことも重しになった。一方、景気回復に対する期待感は根強く出遅れ感のある小売やその他金融、不動産などの内需株が買われ相場を下支えした。東証株価指数(TOPIX)は4営業日ぶりに反落した。