12日のダウ平均株価は28.34ドル、0.32%の上昇でしたが、出来高も少なく、動きのない相場だったという印象です。
原油や金など商品価格の下落が相場の頭を押さえる一方で、長期金利の反落が相場を下支えした結果、動きのない相場 となったようです。
それでも2時半過ぎから多少上昇基調に転じたのは、長期金利反落による買い安心感から、バンクオブアメリカなどの金融株が上昇したためと解説されています。そのバンクオフアメリカの株価は確かに堅調な推移でした。
しかし私は、6月のミシガン大学消費者信頼感指数が事前予想を下回ったにも関わらず、前月に比べて前月に比べて上昇したことに注目しています。ここに示したウォールマートの日中足のほうが、ダウの動きをより的確に説明していると見ています。
米国の株式市場が、来週月曜日の日経平均株価の動向に及ぼす影響は限定的だろうと考えています。多少気になるのは、フィラデルフィア半導体指数が1.8%弱と比較的に大きく下落したことです。そのためナスダックも下落しているわけですが、ただ、シカゴの日経先物が10.100円となっているため、大きな心配はなさそうです。
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