シックスシグマで行こう!

影虎さん
影虎さん
経営工学で使われるシックスシグマ。
こういった仕組みを的確に使えば、すばらしい効果を生み出す。
でも残念ながら、企業で浸透させるには多くの壁壁壁・・・壁が立ちはだかります。
私も、なんども挫折しながら推進し続けてきました。

しかし残念ながら・・・「人は見たいと思うものしか見ようとしない」ですよね。

経営陣や管理職の方々が自らをChange of Innovation!!しようとせず、ついつい保身ばかりに気が行ってしまう。
誰も会社のことを親身に考える人っていない。
今カイゼンすべきところは山ほどあって、そこにメスを入れることでどれだけの効果があるか、費用対効果の具体的なプランを現場の人間とつき合わせて提案しても、検討するだけで1年ぐらいかかります。
たかだか部長、取締役会、親会社などの決済を通すだけで、それだけかかるわけです。
これでは、世界の企業を相手に競争優位を維持するのは難しいでしょう。
残念ながら大企業と言われるところほど、そのような傾向が強いです。
あのカイゼンで有名な企業も、製造部門と管理部門ではまったく別物の会社ぐらい違いますから。
更に、近頃多いアウトソーシングを使いこなすことは不可能です。
なぜか?
責任の所在があいまいな組織では、アウトソーシングのような責任逃れの温床を作ってしまうと、いとも簡単に無責任体質な組織になります。

すみません、ついボヤキが・・・。


ところで、株トレードのいいところは。
なんとリーン・シックスシグマやCMM,PMBOKや品質工学、統計学などあらゆる分野の世界で最も進んだ技術を使って、自由にできるところです。
あーなんて自由なんだろう!
そして、誰からも文句を言われない!無駄だと思うもの改善できることを、どんどんやっていい。
なぜなら、コントロールするのは自分だけですから。
こんな自由ですばらしい環境はありませんよね。

更に!カイゼンすればするほど確実に収入が倍増します。(一応、今のところはですが)

シックスシグマではDMAICを使います。

D:Define  =定義
M:Measure =測定
A:Analyze =分析
I:Improve =改善
C:Control =コントロール

これって、PDCAとよく似てると思いませんか?

PDCAよりもDMAICではPlanの部分がより具体的に定義されています。
問題を解決するには計画段階が一番重要であるので、計画のフェーズが「課題を定義して測定した結果を分析しなさい」というプロセスに置き換わっています。

実はPDCAでは止めることが出来ない業務活動の改善に適していますが、DMAICは経営者や管理者の問題解決に対してアプローチしてます。
シックスシグマでは計画を重視して、より品質の高い改善を行うことが効率的だと考えていると思います。

私は株トレードの中で、特に改善の余地が多いと感じているのが。

・資金管理
・私のトレードスタイルが客観的に判断できるように見える化すること
 >特に、トレード中における決定プロセスや思考プロセスを改善できるようにしたい。
・バックテストだけでなく、あらゆるトレードスタイルを事前に測定が出来る仕組み作り
 >手間だけどリアルトレードとペーパートレードを同時に行ないたい。

これらについての改善策は

・資金管理 
 エクセルにて日次集計、月次集計、トレードスタイル単位の集計を行いそれぞれパフォーマンスと資金効率を分析できるようにした。

・トレードの見える化
 毎日チャートにトレードポイントを書き込んで、その時の理由や反省、改善案、参考にしたデータなどを必ず書いています。
 更に、毎日予測レポートとトレード計画書を作りそれを元にトレードを行なっています。

・トレードスタイルの測定について
 準備段階ですが新しいトレードスタイルを確立する為、書籍やネットで情報収集しています。

まだまだ、片手までやっている程度なので短期、中期の収支予測、統計学を用いた費用対効果、リスク分析などやるべきことは山積みですが、本当にカイゼンが役に立つことを実感できればいいなと思います。
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