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カーネマン・テーゼ
ダニエル・カーネマン教授(2002年ノーベル賞)の学説紹介をみていて、「株式市場では、先行き不透明になると過去の経験(株価)に大きく影響される」が印象的でした。応用範囲が大きいと思います。
株価が値下がりを始めると、直近の上昇過程の途中の押し目が、上から順番に節目・関門になることが知られています。罫線論では当然の経験則として、とくに理由をあげていないようですが、これでよく説明できます。
ただそれ以外の学説は、(プロスペクト理論も含めて)すでに罫線論・相場格言で常識になっていることの確認にとどまっているようです。熱心に紹介されている林康史氏の方が詳しそうです。(氏の『チャート分析入門』は勉強になりました。)
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