NY市場概況、ダウは小幅続伸 金融株に買い、利益確定売りも

kuma_kuroiwaさん
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 8日の米国株式相場でダウ工業株30種平均は小幅に3日続伸。前週末比1ドル36セント高の8764ドル49セントと1月7日以来、約5カ月ぶりの高値で終えた。このところ上昇が続いた後とあって利益確定売りが優勢となる場面が多かったが、金融株などに買いが入り引け前に上げに転じた。 一方、ナスダック総合株価指数は続落し、同7.02ポイント安の1842.40で終えた。 金融株が終始、底堅く推移し相場を支えた。米政府が近くJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックス、アメリカン・エキスプレスなどの公的資金の返済承認を発表するとの報道が金融株の支援材料になったとの声があった。景気底入れ期待を背景とした買いも断続的に入った。午後に原油先物相場が買い優勢となった場面で、石油関連株が買われて相場を押し上げたとの見方もあった。
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