週明け8日の東京株式市場で日経平均株価は続伸。終値は前週末比97円62銭(1.00%)高の9865円63銭で、前週末に続いて年初来高値を更新した。円相場の下落を受けて採算改善期待の膨らんだ輸出関連株が買われた。最近の一本調子の上昇基調を引き継いだ買いも続き、上げ幅は100円を超える場面があった。このところ値動きがやや鈍かったハイテクや自動車、大手銀行など主力株が買いを集め、相場全体の上昇をけん引した。 東証株価指数(TOPIX)も続伸し、連日の高値更新。大型株主導の上昇を映し、TOPIXコア30は5月11日以来の年初来高値更新となった。