先見性のあった景気ウォッチャー調査・先行き判断DI)
指数が改善に転じると、その4~5ヵ月後に日経平均が底打ち、上昇に転じるケースが多い。
過去 02・12 景気ウォッチャー底打ち 03・4 株価底打ち
04・12 景気ウォッチャー底打ち 05・4 株価底打ち
08・12 景気ウォッチャー底打ち 09・3 株価底打ち?
豊富な待機資金)
グリーンシュート(新芽)をつむかもしれない問題)
①国債増発が避けられないオバマ政権
09年度:1兆8410億ドル、対FDP比12.9%
10年度:1兆2580億ドル、対GDP比 8.5%
前年比4倍の財政赤字
悪い金利上昇→住宅ローン金利に悪影響
②円高
ドル高基調に変化の兆し
FRBの米国債買取プログラムだけで金利上昇を抑えられるかは疑問。
買取増額となればドルの過剰供給につながりドル安の要因にもなる。
→日米の国債利回り格差から判断すると一方的な円高には限界がある。
短期金利(LIBOR)は低下、長期金利(国債)は上昇
③住宅市場の長期低迷・・・底入れ感はあるものの、回復には至らず。
環境は依然厳しいが明るい兆しもみえる(一戸建て住宅建築業者の先行き業況判断は改善の傾向)
④中国の景気回復の持続性
今後の株式市場を考える上で参考となる指標)
①1937~1938年のNYダウが参考に
※大恐慌時を参考にするのはナンセンス。(各国の景気対策など当時の状況と違うため)当時の状況としては1937~1938に酷似
1938年の軌道にのってきた2009年のNYダウ
1938年は3/31の安値から年末まで56.4%上昇。2009年の現時点の安値6547をあてはめると10.240ドルが試算される。5/29の8500からは20.5%の上昇となる。
日経平均9522円に当てはめると11470円水準が試算される。
②大恐慌を除き、ダウの年間騰落率が20%以上下落した翌年は反発。
38年は28.1%、75年は38.3%の上昇→今回も30%上昇するとするとダウは11400、日経は11500水準となる。
③バブル崩壊後の日経平均の下落率と上昇率。
89年12月~92年8月 下落率63.84% 2年8ヶ月
92年8月~93年9月 上昇率 50.4% 1年1ヶ月
00年4月~03年4月 下落率 63.5% 3年
03年4月~04年4月 上昇率 60.4% 1年
07年2月~08年10月 下落率 61.8% 1年8ヶ月
戻りめどは10月~11月頃に10500~11200
結論)
・ベアマーケットラリーは短期で終わる感じではなくなってきた。
・世界規模の景気対策と金融緩和による効果は夏にも実際の経済指標現れてくるだろう。
・今は景況感の改善が先行しているが、景気の底打ちだけではなく、回復を示す指標が夏には顕在化してくるだろう。
・流動性の高まりと豊富な待機資金を考えると、きっかけがあれば株式市場に資金が流入する環境にある。
・きっかけは4-6月期の決算発表。極端な悲観が消えて、慎重ながらも量来に希望の持てる決算内容になるのでは。
・円高懸念は米国のスムーズな国債消化の必要性を勘案すれば、ドルの信認が大きく損なわれる方向には進まないだろう。
・雇用はあくまでも遅行数値である。
・相場が一段上昇するには企業業績の改善が必要不可欠である。景気および企業業績の最悪期は1-3月期であったとの確信が夏にはもてるようになってくる。
2件のコメントがあります
1~2件 / 全2件
アラフォーサンこんばんわ☆
弱気コメントと材料はみなさんすでにお分かりだと思ったので、あえて強気コメントを探していたらこんなのがみつかったもので、、、^^;
下がる理由はわかっているけど、上がる理由がわからない人が多いのでは???ということでのせておきました^^;
今は下がる理由も上がる理由もどちらもありということですね~☆
弱気コメントと材料はみなさんすでにお分かりだと思ったので、あえて強気コメントを探していたらこんなのがみつかったもので、、、^^;
下がる理由はわかっているけど、上がる理由がわからない人が多いのでは???ということでのせておきました^^;
今は下がる理由も上がる理由もどちらもありということですね~☆
月とスッポンさん
「日本株市況」、真剣に拝見しました(笑)
このシナリオを信じるか信じないかは、各々の判断になりますが、少なくともごとやんの投資スタイルから導き出せるのは、単元株での現物株買いは難しいかな、ということです。
そろそろ、上昇しているプチ株のみ銘柄は、利益確定の時期がきているのかも。
「日本株市況」、真剣に拝見しました(笑)
このシナリオを信じるか信じないかは、各々の判断になりますが、少なくともごとやんの投資スタイルから導き出せるのは、単元株での現物株買いは難しいかな、ということです。
そろそろ、上昇しているプチ株のみ銘柄は、利益確定の時期がきているのかも。