木下 晃伸さんのブログ

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【投資脳のつくり方】“円安”論を展開せよ

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●【本日のニュース】/NY円、続落 1ドル=96円55―65銭で終了
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4日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続落。前日比60銭円安・ドル高の1ドル=96円55―65銭で取引を終えた。好材料が出た金融株や資源株を中心に米株相場が上昇。投資家のリスク許容度改善の思惑から円が比較的金利の高いユーロなどに対し売られ、対ドルでも円は軟調だった。


(09/06/05日経速報ニュースより抜粋)


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【ニュースの深層】“円安”論を展開せよ
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■いつもメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。


経済アナリスト、木下晃伸です。



■多くの投資家や事業会社は、09年は“円高”に振れると予想しています。
しかし、私はいまこそ“円安”にかけるべきではないか、と考えています。


円安に振れるのであれば、日本企業の中でも製造業への投資は魅力が高まる、ということになってきます。では、なぜそう考えるのか?


もちろん、理論的に説明できます。ただし、その理論を構築するためには、金利と外国為替、そして、米金融という立体的な分析を行うことが必要になってきます。



■円は、世界的な金融危機の中で、主要通貨に対して独歩高となっていました。それは、ある種“不思議な現象”でもあったわけです。


ただし、それを立体的な分析で眺めてみると、決して不思議な現象ではないことに気づかされます。


日本を中心に眺めるのではなく、むしろ、米国、欧州を中心に分析し、そこから日本との関係性を見つめていくことが必要です。



■少なくとも報道にあるように、投資家のリスク許容度改善の思惑という理由ではないですし、そう考えていると、投資のヒントにはなりえません。


一方で、誰の目にも明らかな公開情報を体系的に分析していくことで、今度は逆にどこにも開示されていない考え方を理論構築していくことが可能となります。


為替が円安に振れる、というのは、まさに投資のヒントを構築する上での、典型的な事例ではないか、と考えています。


多くの投資家がまだ気づいていない“円安に振れる”という仮説を構築しておくことは、今年後半のリターンを決める上で重要になってくると考えています。


(文責:木下晃伸 きのしたてるのぶ)

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