るきるきさんのブログ

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日々投資090603

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本日の日本市場は小幅続伸。9800円を試す場面も見られましたが、結局、引けに向けて垂れる動きとなりました。レンジが狭いなあ、と思っていたのですが、値動き幅にすると今年最小だそうです。

今日は米国で重要イベントが盛り沢山です。バーナンキ議長の議会証言、ADP雇用統計、ISM非製造業指数ですが、バーナンキ議長の議会証言の要旨は、「今年の後半には良くなると思うんだけれども、雇用はねー、そんなに簡単にってわけにはいかないなあ。赤字もすごいことになってるしね。頑張んなきゃね」ということです。これといって新しい材料ではありません。

現在、ダウは軟調。ISM非製造業指数は市場予測より若干改善されましたが、ADP雇用統計が若干下ブレました。連日の上昇の調整という意味もあるのでしょうが、失業者数の増加に米国全体が敏感になっていると見ることもできるでしょう。

ISM非製造業指数にしても44ですから判断基準となる50を割れているわけでして、諸手を挙げて喜ぶような景気の良い数字ではないわけで、個人消費と住宅販売の改善を回復の根拠としてバーナンキ議長も示唆していましたが・・・ちょっと整理してみましょう。

 消費者心理の回復→失業者増大はマイナス材料
 個人消費の拡大→商品市況の高騰はマイナス材料
 住宅販売→金利上昇はマイナス材料
 +懸念材料(GMは米政府の重石になるかも/欧州の金融問題 などなど)

・・・・・・・ダメダメじゃん(汗)。ダメダメなのですが、株価は順調。で、商品市況と株価を吊り上げているのが投機資金。国内外の証券会社は強気なレーディングの見直し。もっともレーディングは現状に即しての株価判断なのでそうなるのでしょうが、何もかにもが不可解で、その不可解の中で投資をしているということは注意しておいた方が良いと思います。原則的にですが、資金の流動性という意味から考えれば、根は同じだと思います。株価か商品か債権か、どこかは分かりませんが動くならばどこかに兆候が見られるハズですので、全体をよく見ておいた方が良い、と思うわけです。

何か企んでいる気がするんだよなあ・・・何だか分からないが(悩)。
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