新学期の延期求める声も
【マニラ30日福島純一】フィリピン保健省は30日、新たに2人の新型インフルエンザ感染者を確認し、フィリピン国内での感染者が16人になったことを明らかにした。
新たな感染者は、2人とも26日に米国旅行から帰国したフィリピン人。保健省は感染が疑われる29人を監視しており、さらに感染者が増える可能性もある。
感染者の増加にともない複数の国会議員からは、6月1日から始まる公立学校の新学期を延期すべきだとの意見も出始めている。教育省は、予定通りに新学期を開始する方針を示していた。
2009/5/30 21:05