29日の米国株式相場は続伸。ダウ工業株30種平均は前日比96ドル53セント高の8500ドル33セントで終えた。終値で8500ドルに乗せるのは18日以来。商品相場の上昇を受けて素材株に買いが入り、相場を押し上げた。引けにかけて売り方の買い戻しとみられる動きが出て、この日の高値圏で終えた。 ダウ平均は5月を332ドル高で終え、3カ月連続の上昇となった。ダウ平均が3カ月連続で上昇するのは、2007年8月から10月にかけて記録して以来。一方、ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は22.54ポイント高の1774.33と、昨年11月以来約半年ぶりの高値で終えた。