木曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、利益確定の売りが入ったことやGMの債務削減計画が失敗に終わり破産法の適用の可能性が高まり大幅に下落したことから、売りが先行して寄り付いた。売り一巡後は、外国為替市場で円相場が円安基調に振れたことから輸出関連銘柄に買いが入り、日経平均の下げ幅は縮小した。その後は、前日終値付近でもみ合い前引けとなった。
後場に入ると、株価指数先物にまとまった買いが入ったことから主力株を中心に買いが入り日経平均は年初来高値を更新する場面も見られたが、心理的節目の9500円に迫ると積極的な買いは控えられ伸び悩んだ。
業種別TOPIXでは、非鉄金属、輸送用機器、鉱業が上昇した一方、食料品、保険、陸運が下げた。個別では、JVC・ケンウッド・ホールディングス、インプレスホールディングス、太陽誘電が高い。半面、JT、クレディセゾン、損保ジャパンが下げた。
http://www.united-mc.jp/