市況

UMC取締役 岡部さん
UMC取締役 岡部さん
水曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が5月の消費者信頼感指数が市場予想を大幅に上回り大幅に上昇したことが好感され、買いが先行して寄り付いた。その後も、朝方に発表された4月の貿易統計が市場予想に反し輸出超過となったことが投資家心理に買い安心感を与え、輸出関連銘柄を中心に買いが入った。
後場に入ると、外国為替市場で円相場が円安基調に振れたことから日経平均の上げ幅は一時180円を超える場面も見られたが、GMの再建問題の先行き不透明感が拡大すると、積極的な買いが控えられ高値圏でもみ合う展開となった。
業種別TOPIXでは、証券、精密機器、不動産が上昇した一方、石油・石炭、鉱業、水産・農林が下げた。個別では、カルソニックカンセイ、三洋電機、豊田合成が高い。半面、ブイ・テクノロジー、大京、エルピーダメモリが下げた。
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