今日の日経平均株価は小動きを想定しています。多少警戒的なスタンスで臨みたいと考えています。
小動きを想定する理由は、先週金曜日のダウ平均株価が小動きで終えたこと、今日の国内の株式市場に大きなインパクトを与える要因が見当たらないこと、などのためです。
国内では5月の月例経済報告で基調判断が上方修正される可能性があるのですが、すでに株式市場はそのような基調の変化を織り込んでいると見ています。3月の全産業活動指数の影響は軽微でしょう。
となれば、9220円で終えたシカゴの日経平均先物から大幅に乖離する展開を想定する特別な理由は見当たりません。
ただし、多少警戒的な姿勢で臨むとする理由は、26日に米国でケース・シラー住宅価格指数が待っていることです。米国の住宅については、数量面はともかく、価格面では予断を許さないと考えています。
加えて、GMの動向からも目が離せません。日本の自動車メーカーに大きな影響を及ぼす可能性化あるだけでなく、対ドル円レートが大きく動くことも想定する必要があるからです。最近1週間のGMの株価推移をみると、どうも今週の動きが気になります。
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