【三井不動産】業績の本格回復は大型開発案件が通期寄与する…

TIW藤根 靖晃さん
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業績の本格回復は大型開発案件が通期寄与する12/3期からとなろう

TIW では保守的な前提をもとにNAV(純資産価値)を1株当り1,650円強と試算している。株価/NAV倍率は0.82倍とやや割安感がある。オフィス市況は当面悪化が続きそうだが、マンション販売が回復してきたことや、不動産投資市場も最悪期を脱したとみられることなどから、株価には戻り余地が残っていると考える。

09/3期決算はほぼ会社予想通り。マンション分譲、法人仲介などが苦戦したが、賃貸が新規・通期稼働効果により伸長し、小幅営業減益にとどめた。10 /3期は賃貸の新規稼働が端境期となる中、投資家分譲で120億円の減益を見込むことなどにより2桁営業減益予想。11/3期は賃貸で大型開発案件2件が竣工するが、利益の本格寄与は12/3期からとなるため、業績は横這い圏にとどまろう。業績の本格回復は12/3期からとなろう。

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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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