22日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続落した。終値は前日比38円34銭(0.41%)安の9225円81銭。朝方に100円強下落してきょうの安値を付けた後は底堅い動きが続き、上昇に転じる場面もあった。米経済指標の下振れや米国債格下げリスクへの警戒感といった投資環境の悪化、円相場の上昇にともなう輸出関連企業の業績圧迫懸念が浮上した。ゼネラル・モーターズ(GM)の再建問題など不透明感を誘う材料がいくつも見られた。半面、値ごろ感や投資信託の設定に伴う買いなど株式需給が相場を支えた。東証株価指数(TOPIX)は続落した。