☆アキ☆さんのブログ

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めずらしく政治のハナシ

民主党代表が鳩山さんに決まったらしい。

家系的にエリートなお家柄だそうだ。

ご本人も東大出身だそうだが、一族の大半が東大出身で慶應大学出身の親戚に「体が健康であればね…」と嫌味を言うそうである。

そういう性格も嫌いではないw

じつはひそかに鳩山さんにささやかな期待をしている。

日本の政治がよくなるといった単純な期待ではなく、カオス化に拍車をかける意味でのエポックメイキングな期待。


さて、その民主党だが世襲制を制限する政策をかかげている。

世襲議員ばかりふえるのはたしかに問題だが、しかしその問題の根本をたどれば有権者の側に行き着く。

そういう議員ばかりを選んでいるのはだれなのか、言わずもがなである。

さすがに政治家も、世襲議員を好んで選んでいる有権者のほうはどうなの?とは言いにくいのだろう。

マスコミも弊害を指摘するが、世襲議員側の「じゃあ、何代までだったらいいんだ?」というもっともな疑問に、ふりあげた手をだらりと下げてしまうというか、どこか煮え切らない感じだ。

世襲議員の立候補の権利を奪うというのも、法の平等という観点から問題があって、これはこれでよくない。

かりに世襲制を制限しても、きちんと政治を市民が監視しないかぎり、知名度の高いタレント議員や地域の縁故で選ばれる議員がふえるだけで、政策はかわりばえしないんとちゃうのか?

一方で、世襲制の弊害をなくすには、その資金源をおさえるのがいちばんいいようにおもう。

現状では、政治団体や資金団体を通せば、相続税を払わなくてよいことになっているので、ここをきちんとすることこそが、法の下の平等ということになるはず。

もうひとつは、政治団体への企業献金を禁止して、一方で政治家個人への個人献金を認めてはどうだろうか。

えっ?と思われる方もいるかもしれないが、これは世襲議員と異なり、バックアップする組織をもたない政治家を支援するためにも必要な措置だ。

うまくいくかどうかはわからないけど、要は大企業に有利な政策ばかり通るのでは全然おもしろくないので、もっと政治と市民ひとりひとりが関わるようにして、政策はもっているけど資金がないというひとを助けるシステムがあればよいのではないか、ということです。

有権者の約半分が「無党派」とされるわけですから、献金が政党のみにいくのは実情とあってないのではないかと。

結局、金ということになるのだがw


今のオバマ政権は、そのとりまきが元GSの幹部だったりなにかと経済学に精通した人物が多い。

日本の政治というのは世襲制が幅をきかせているせいか、経済オンチが多すぎる。

当事者意識を持てない現在の選挙制度が続いているのもそれと無縁ではないよね、おそらく。
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