はるるっぴさんのブログ
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AMERIKAN EXPRESS
あす日記が書けないので、今日です。
長いので、時間のない方はパスしてほしい。
以前
AMERIKAN EXPRESSのキャンペーンで声をかけられた。
「カードいかがですか~」
「アメックスのカードいかがですか~」
(^^♪
わたしも声をかけられたので
「アメックスは、NYダウ(ニューヨーク・ダウ)の構成銘柄ですよねぇ~」
と返事をした。
すると、キャンペーンレディーは
「ニューヨーク・ダウってなんですか?」
「上のものを呼んで来ます~」
それから、立派な雰囲気のある上の人が来られて
参考になる話を教えていただいた。
その話の中から、一部抜粋したい。
アメリカ人は、1人10枚くらいカードを持っていると聞いた。
日本人は、2~3枚くらいでしょう。
「クレジットカード」と違う
「ポイントカード」は、たくさん持っている。
アメリカでは、多くの日本人の知らない間に
クレジットバブルが起きていた。
何度も聞いたサブプライムローンという
常識では考えられない、ずさんな融資がされていた。
それを可能にしたのが金融工学などだった。
そして、その信用リスクが臨界点に達して
クレジット(信用)バブルが崩壊した。
信頼できるIMFの経済成長率を見ると
2004年がピークだった。
2005年以降の世界の経済成長は、
アメリカを震源地とした借金消費による成長だった。
経済成長ではなく、借金成長だった~
(当時、日本ではデカップリング論といった机上の空論に人気があった。)
このところを理解できなかった経営者は、
大きな先行投資をして困っている。
今になっても、正しく理解していない経営者もいる。
大きなビルを建設中のところもある。
あわてて、建設見送りとなって、
古い建物を壊したままになっているところもある。
これから、しばらくご苦労が多いと思う。
先行投資をするときは、不景気のときでしょう。
何もかも安いから~
(実際にめだたずにチャンスをうかがっている企業もある。)
人材も世界恐慌時は、かなり優秀な人材が獲得できる。
賢明な人は、ピンチをチャンスにするでしょう。
投資と同じで
皆と同じことをやっている会社は、一般の会社です。
優秀な会社の経営者は、発想が違う。
さて、
クレジットバブルの崩壊は、
これからさらに「証券化商品」の大爆発によって
実態経済に相当のダメージを与える可能性がある。
株価とは、すぐに連動しないが
本当の不景気は、これからでしょう。
投資については、
「われこそは、素人です。」
と自信のある人は
このような時は、難しいので本当は何もしないほうがよい。
しかし、何もしないと証券会社から
「意気地なし~」
「安いところを待っていたら、いつまでも買えませんよ~」
とプレッシャーをかけられる。
プレッシャーに強くなりたい。
何も知らされていない多くの日本の一般大衆は
平時ののどかな気持ちでいることができる。
今は、目先の新型インフルエンザで
「マスク」が買えないと言って困っている。
長期投資家は、新型インフルエンザにも注意するが
信用バブルの崩壊に、もっと注意している。
投資家は、資産の防衛も考えるべき。
そのひとつの方法が
リスク資産への投資に慎重になることだと思う。
不作為(しないこと)も投資のひとつの手段です。
相場の格言
攻めるのも投資
守るものも投資
おしまいです。
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