みずほＦＧは資本増強報道でやや軟調

[agawaさん]

みずほフィナンシャルグループ（８４１１）がやや売り先行。資本増強計画が伝えられ、１株当たり価値の希薄化を嫌気した売りが優勢になっている。ただ、資本増強は既にある程度株価に織り込まれているとの見方もあり、下値を売る動きにはなっていない。同社は、８０００億円規模の資本増強を実施する方向で最終調整に入った、と報じられた。最大６０００億円の普通株発行を軸に国内外で資金を集め、十分な資本の質と量を同時に確保するのが狙い。銀行資本としての質がもっとも高いとされる普通株で増資の大半を調達し、資本としては序列の低い優先出資証券でも２０００億円を調達する案で最終調整しているという。みずほＦＧの株価は９時２５分現在２２８円（▼４円）。