AssetArtさんのブログ

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ケネディクス(4321) 必殺だましIR

アセットマネジャーズの日記を書いた時に、
ケネディクスは低下法を適用したら、
発表されてる評価損では
済まないだろうと書いてきました。

そして昨日ついにIRがでた。

平成21年12月期 第1四半期決算短信
↓  ↓  ↓
http://post.tokyoipo.com/visitor/search_by_brand/infofile.php?brand=1026&info=415032

特別損失の発生に関するお知らせ
↓  ↓  ↓
http://post.tokyoipo.com/visitor/search_by_brand/infofile.php?brand=1026&info=415058


低価法未適用の2,093億の不動産があって、
それが前回の発表では、
92億の特損がでて
利益がほぼ0円になるって
予定でした。

いやいや、
この不動産のハイパー不況時代に
そんな少なくないだろっていうのが
僕の予想。

そう考えてら、
案の定IRで
128億に修正しました。

あれ、僕の予想より少ないすぎる。
あきらかにもっと飛ぶはずだったのに。


そう思って、IRを詳しく読むと、
完全にケネディクスのだましがあった。
決算の方のIRの4Pに騙し発見
↓  ↓  ↓
「保有目的の変更に伴い、
たな卸資産から695億6300万円を有形固定
資産に振替えております。」


でた~。
超必殺評価損逃れ会計。
棚卸資産のままにしておくと
評価損計上が必要です(@_@;)
それが低価法。
そっから逃げるために、
固定資産に振り替えて低下法から逃げる。

ちなみに固定資産の場合は、
50%ルールに基づいて減損ですので、
よっぽど下がらないと損失を
ださなくてすむんです。

ほんとにやばいんだろうな(;一_一)
これをすることにより、
まだ何とか通気で黒字になる予想ですムード

なぜこんなことをするんだろうと考えると、
通期で赤字を出すと
銀行から支援してもらえなくなるので
黒字見込みにしないと
いけないんじゃないかともうやだ~。
もしかしたら、支援どころか
貸しはがされちゃうかも。

でもケネディクスは財務制限条項を
オープンにしてないので、
そこまではわかりません。

もはや、
かつかつの経営の
ケネディクスあせあせ
僕はまだ、特損がでると思います。

1000憶以上の棚卸不動産がまだあって、
128億の特損では少ない。
今の状況が続けば、
確実にさらなる特損がでます。

みなさま気をつけてくださいね(*^_^*)
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