アセットマネジャーズの日記を書いた時に、
ケネディクスは低下法を適用したら、
発表されてる評価損では
済まないだろうと書いてきました。
そして昨日ついにIRがでた。
平成21年12月期 第1四半期決算短信
↓ ↓ ↓
http://post.tokyoipo.com/visitor/search_by_brand/infofile.php?brand=1026&info=415032
特別損失の発生に関するお知らせ
↓ ↓ ↓
http://post.tokyoipo.com/visitor/search_by_brand/infofile.php?brand=1026&info=415058
低価法未適用の2,093億の不動産があって、
それが前回の発表では、
92億の特損がでて
利益がほぼ0円になるって
予定でした。
いやいや、
この不動産のハイパー不況時代に
そんな少なくないだろっていうのが
僕の予想。
そう考えてら、
案の定IRで
128億に修正しました。
あれ、僕の予想より少ないすぎる。
あきらかにもっと飛ぶはずだったのに。
そう思って、IRを詳しく読むと、
完全にケネディクスのだましがあった。
決算の方のIRの4Pに騙し発見
↓ ↓ ↓
「保有目的の変更に伴い、
たな卸資産から695億6300万円を有形固定
資産に振替えております。」
でた~。
超必殺評価損逃れ会計。
棚卸資産のままにしておくと
評価損計上が必要です(@_@;)
それが低価法。
そっから逃げるために、
固定資産に振り替えて低下法から逃げる。
ちなみに固定資産の場合は、
50%ルールに基づいて減損ですので、
よっぽど下がらないと損失を
ださなくてすむんです。
ほんとにやばいんだろうな(;一_一)
これをすることにより、
まだ何とか通気で黒字になる予想ですムード
なぜこんなことをするんだろうと考えると、
通期で赤字を出すと
銀行から支援してもらえなくなるので
黒字見込みにしないと
いけないんじゃないかともうやだ~。
もしかしたら、支援どころか
貸しはがされちゃうかも。
でもケネディクスは財務制限条項を
オープンにしてないので、
そこまではわかりません。
もはや、
かつかつの経営の
ケネディクスあせあせ
僕はまだ、特損がでると思います。
1000憶以上の棚卸不動産がまだあって、
128億の特損では少ない。
今の状況が続けば、
確実にさらなる特損がでます。
みなさま気をつけてくださいね(*^_^*)