日経平均株価は41.88円、0.45%の上昇でした。思ったよりは堅調に推移したと見ています。
前日比若干の上げでスタートしたものの、午前10時ごろには一時19円とわずかながら前日を下回りました。前場は調整色の強い展開となりました。ところが後場になるとムードが一転して堅調になります。午後1時半過ぎには80円高まで上昇しました。
後場が堅調となった理由の一つは円高の動きの鎮静化であったと思います。わずかですが円安方向に振れました。昨日相場を牽引したのは、円高メリット株の代表である紙パルプ。そして、今日の牽引役は「情報・通信」と「精密」。2010年3月期に黒字転換の予想を発表したオリンパスの急騰など個別の理由もあるのですが、やはり為替影響が大きかったと理解しています。
とはいえ、前日の下げの大きさから見れば、今日の上昇幅は小さいと思います。上げるためのきっかけがつかめないことが問題なのでしょう。これまで上昇の理由の一つであった米国株式市場も、ストレステスト後の相場牽引車が見えず調整感が出ています。
となると、ここしばらく調整局面が続く可能性も頭にいれておく必要がありそうです。
現在GLOBEXではダウ、ナスダックとも非常に小動きです。これから4月の小売売上高や3月の企業在庫など比較的に重要な指標が出てきます。
GLOBEXの日経先物は9325円。明日の日経平均株価は調整局面の気配ですね。
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